平成17年4月30日父はこの日とうとう亡くなってしまった別に先に述べた病気で他界したのではない 父は癌と闘うべく毎日を楽しく過ごしてきたのですが (プラス思考でいると癌細胞を倒す免疫効果がある) ある日父は自動車事故を起こしてしまい 気持ちがマイナスの方向に流れてしまいました それを境に父の病気が進んだのではないかと思います でも元々病気、癌で亡くなったのではありません 亡くなる2ヶ月前に医師から奇跡的な大成功とまで言われたのですから・・ 下咽頭癌で手術をしても5年生存率は30%、放射線治療だけでは10%と言われていました 父は手術はせずに放射線治療を選びました 通常の2倍の量の放射線治療を受け副作用もほとんど無く 退院してきました しかし、治療から1年半を過ぎた頃 毎月の定期検査では再発も無く奇跡的な大成功と言われて安心したのも束の間で それからまもなくして急にご飯が食べられなくなって衰弱していったのです いっしょに住んで無かった私はそれに気付くのが遅れて とうとう移植した腎臓を壊してしまったのです どういうわけか白血球も下がって血小板も足りなくて透析したくても 手術できる状態ではなくなっていたのです 医師から亡くなる2日前に覚悟したほうがいいという意味のことを 言われました 私達にしてみれば衰弱して脱水を起こしていても点滴等でまた復活はありえると思っていました しかし父は帰らぬ人となってしまったのです |